真剣交際に進むタイミングはいつ?婚活者必見のコツ

まだ結婚相談所に登録したことが無いという人にはなじみのない言葉かもしれませんが、プレ交際と真剣交際という仕組みがあります。
今回はその中でプレ交際から真剣交際へ進もうかというステップについての解説です。
それぞれにコツや注意点が存在しています。

真剣交際では、相手との将来的な結婚を見据えた本格的な交際を行うことが求められます。相手との相性や将来の展望をしっかりと考えることが重要です。
真剣交際は結婚を前提にした恋人同士のお付き合いと変わりありません。
そのため、プレ交際から真剣交際へとなかなか進めないという人も。
プレ交際まで進めるのに真剣交際の前で相手に断られてしまう方も、一度このページの内容を読んでみてください。

真剣交際を始める前に知っておきたい注意点

「お見合い」をして、気になる異性がいたら、「プレ交際」というお試しの期間を設けるのが一般的です。この期間は、恋人というより異性の友達程度で、他の人とのお見合いも可能です。気持ちの高まりは人によって異なるため、相手との温度感を確かめることが大切な期間とも言えるでしょう。プレ交際の開始後は、内面的な要素を深く知ることが大切です。お見合いと同様に複数の人との交際も可能ですが、交際期間は1〜3ヶ月が目安で、結婚に向けて交際したい相手がいたら、カウンセラーに伝えましょう。
真剣交際のステージになると、他のプレ交際中の人とは全て交際終了し、結婚を前提としてお付き合いしていく状態になります。プレ交際は真剣交際の一歩手前の状態であり、少しずつ相手を知りながら次のステップに進むべきかを検討するのが良いでしょう。

真剣交際での禁止事項

多くの結婚相談所が婚前交渉を禁止しており、IBJ(日本結婚相談所連盟)に加盟しているBridalチューリップでも禁止となっています。この規約は必ず記載されているため、事前に把握しておきましょう。もし違反するとペナルティが発生することがありますのでご注意を。ほとんどの会員は真剣に出会い、真剣にお付き合いをして成婚に至るのですが、中には婚前交渉だけを目的とする人もいるため、注意が必要です。婚前交渉によって成婚前に妊娠する可能性があり、確実に結婚が決まっていない場合は、妊娠によってトラブルに発展する可能性があります。女性にとって妊娠は重大な出来事であるため、婚前交渉禁止の規約は守るべきです。違反行為はほかに性交渉、結婚の口約束、2人での宿泊、外泊する旅行、同棲、といったものが含まれます。
一見厳しい制約のようですが、真剣交際に入ればキスや軽いスキンシップは禁止されていませんのでご安心を。

結婚相談所の入会から真剣交際までの流れ

入会してからプレ交際、真剣交際までの流れについて把握しておきましょう。各ステップについてそれぞれ注意点やコツなどがあります。

お相手を探す

まずはお相手を探すところからスタートです。
探す際には希望条件を明確にして検索することが重要です。仲人型の場合は、アドバイザーと二人三脚で探すこともできます。気になる相手がいれば積極的にお見合いを申し込み、多くの人と会うことが大切です。

お見合い

気になるお相手を見つけた場合はお見合いを申し込みます。お見合いはホテルのラウンジやカフェで行われ、1時間程度二人でお茶をします。お見合いの後、お互いが「もっと相手のことが知りたい」と思えばまずはプレ交際という段階に進む仕組みです。
お相手を断る際には傷つけないように言葉を選び、具体的に理由を述べることが大切です。どうしても言いづらい場合には、カウンセラーを通して伝えることもできますのでご安心を。

プレ交際

「プレ交際」とは、お見合い後に再度会いたいと思った人とデートを繰り返している状態であり、真剣交際とは異なり、他の人とのデートも可能です。デートを通じてお互いの相性を確認し、気持ちを確認し、最終的に真剣交際に進むかどうかを決めるための重要な期間であり、「プレ」がつくのは真剣交際との区別のためです。期間は約1ヶ月半で、デートの回数は3回前後が目安とされており、3回目のデートで真剣交際に進むか、お断りするかを提案することが一般的です。お互いの気持ちを確認するため、デート以外にも雑談のLINEや電話をすることもありますが、デートが重要な役割を果たします。

真剣交際へ

「真剣交際」とは、結婚を前提にお付き合いをする期間で、いわゆる恋人同士の状態です。
お互いの結婚観やライフスタイルをすり合わせることが大切です。一度に一人の相手に絞り、他の人とのお見合いやプレ交際はできません。お互いの人柄を知り、気持ちを明確にすることで、このお相手と結婚したいかを確かめる期間でもあります。

プロポーズ

デートを重ね、気持ちが合えばプロポーズし婚約が成立したら成婚・退会となります。
プロポーズの計画やタイミングは担当カウンセラーに相談することもできるので、ご活用ください。これまでのデートで相手の理想のプロポーズのシチュエーションをさりげなく聞くのもよいでしょう。お見合いからプロポーズまでの期間はおおよそ3か月~6か月。結婚を前提とした交際をするため、一般的な恋愛結婚よりも早い傾向があります。

プレ交際から真剣交際へ進むために

駆け足で説明してきましたが、ここからは本題であるプレ交際から真剣交際へ進むためのコツについて解説させていただきます。

先の説明のとおり、結婚相談所では成婚退会まで婚前交渉は禁止なほか、金銭の授受・貸借も禁止です。
どうしてもトラブルの元となったり結婚相談所の仕組みの悪用を防ぐためですので、ご了承ください。
お見合い後の交際期間は通常3ヶ月で、延長したい場合は双方の相談所の話し合いが必要です。真剣交際にステージが上がると、現在プレ交際中の他のお相手と交際を終了しなければならず、新しい紹介はストップされます。真剣交際に進むには双方の気持ちが一致している必要があり、交際期間は限られているため毎回のデートで着実に関係を進展させる必要があります。
そうはいっても最初から何事も上手くはいかないもの。
そこでプレ交際から真剣交際に進むために各デートで押さえておきたいポイントを紹介します。

プレ交際中のデートのコツ

プレ交際中のデートは、互いの相性を確認し、信頼関係を築くために重要な時間です。焦らず、自然に打ち解けることが大切です。お互いが譲れない条件がある場合には、さりげなく確認すると良いでしょう。

ここからが肝心なポイントです。交際を始めたら、週に1回は必ずデートをすることがマストです。こまめなコミュニケーションも重要で、交際初期にデートの間隔があまり空かないようにすることが成功の鍵となります。

デートの際には、別れる前に次回の日程を決めておくことが重要です。初期のデートは、2~3時間程度の短い時間で行うことをオススメします。実は、短いデートがとても効果的なのです。少し時間が足りないくらいが次回のお楽しみにつながり、お互いに前向きな気持ちになれます。

短いデートで楽しみ、こまめに会い、こまめに連絡を取り合うことが成婚への道です。

1回目のデートのコツ

初めてのデートでは、相手との相性を確認し、信頼関係を築くことが肝心です。焦らず、まずはお互いを楽しませることが大切です。結婚についてはまだ早いので、軽いトークで盛り上がり、楽しい時間を過ごすことがオススメです。相手との話題に困った時には、共通の趣味や好きなものについて話しましょう。さらに、お互いの関心事や興味のあることを聞くことで、会話を広げることができます。結婚観や将来についての話はまだ早いため、しっかりと信頼関係を築き、相手との距離を縮めていきましょう。このように、相手とのデートでの時間を楽しむことが最も重要であり、まだ焦る必要はありません。

2回目のデートのコツ

2回目も楽しく過ごすことが大切ですが、その中でも将来についての話題を巧みに盛り込むことが鍵となります。考えや価値観を知ることができれば、将来の展望が見えてくるはずです。そのうえでお相手と結婚したいか考えると良いでしょう。一般的には女性がより心を開くためには、男性が主導権を握り、積極的に進めることが必要と言われています。
とはいえ、まだプレ交際2回目のデート。お互いが楽しめるような素晴らしいデートをお過ごしください。

3回目のデートのコツ

結婚をする相手を決める際には、お見合いや初デートでのスペックや清潔感、基本的なコミュニケーションなどがクリアされていることが重要です。
しかし、婚活においては3回目のデートで真剣交際に進むかどうかを決めることが多いため、楽しい時間だけでなく、自己開示をすることでお互いの心の距離を縮め、信頼関係を深めることが大切です。
この段階で相手の心を開くことができれば、結婚を想像できるようになってきた場合は、真剣交際に進むことを検討してみることも必要です。
しかし、あまりデートの回数を重ねすぎると、プレ交際のまま消滅してしまうケースが多くなります。
そのため、3回目のデートが勝負の分かれ目となり、進展がなければ相手にお断りの連絡を入れる段階でもあることを忘れずに注意しましょう。

男女の気持ちの高まりの温度差に注意を

プレ交際中の結婚への気持ちの高まり方について、男女の違いには注意が必要です。一般的に男性は相手を気に入ると急激かつ急速に意欲が高まるとのこと。対して女性は、徐々にゆっくりと気持ちが高まっていく傾向があります。そのため、男性は真剣交際を早く望む傾向がありますが、女性がまだ気持ちを定めていない状況で提案すると、もちろん拒否される可能性が高くなってしまいます。通常、女性は3回目のデートで男性から真剣交際の提案を受けることが多いのですが、それまでに気持ちが高まりきっていないとせっかく相性が良くても真剣交際につながらないということも。
焦りすぎる必要はありませんが、男女ともに早めに結婚への意欲が高まるように、アプローチは早めに心がけるようにしましょう。

真剣交際に進むために大切なこと

プレ交際期間中にお互いの内面的な要素を深く知ることができ、結婚前提でお付き合いをしたいと思えるようになったら、いよいよ相手に結婚したい気持ちを伝え、真剣交際へ移行するための告白となります。
真剣交際は結婚を前提とした関係であり、軽い気持ちで進むのは危険です。真剣交際中は、お相手を一人に絞り、食事やデートをしてプレ交際よりも一歩踏み込んだ深いお付き合いを進めます。もし相手と合わないと感じた場合は、結婚相談所の仲人やカウンセラーを通じて伝え、交際を途中で断ることもできます。真剣交際へ進むかどうかは、今後の人生を左右するため非常に重要ですが、相手への不信が少しでもあれば交際中断を決断することが大切です。
ですが、時にはその判断が正しいのか迷うこともあると思います。
その際にはぜひ、経験豊富な担当カウンセラーにご相談ください。

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